性根

年の頃なら15、6から20歳までの清純無垢の乙女のかしらで、お姫様から町娘、村娘まで、時代・世話をとわず、その身分、境遇、性格に応じてかづらや衣裳をかえることにより幅広くつかわれる。塗色は白、動きなし。老女形に比べ顎の肉付がこころもちふっくらして、前につき出ている。

役名例

『二人禿』の禿、『房駕』の禿など。ネムリ目の仕掛けをしたものには、『彦山権現誓助剣』のお園、『曽根崎心中』のお初など、心中ものの遊女の他、盲目や手負いの役柄につかう。