年間10万人の観光客が訪れる、熊本県の重要無形文化財の清和文楽が、
2002年、熊本に縁の深い小泉八雲の「雪おんな」を新作芝居として上演した。
第一景では雪おんなと巳の吉の出会った晩の出来事を描く。




雪おんなと船頭小屋であってから幾年か経った秋、巳の吉は美しい娘と出会い恋に落ちる。
「わたしゃあんたに惚れちょるばい」と語る仲睦まじい二人の様子が微笑ましい。
第三景で聞ける子守り唄と並び、熊本弁が効果的に使われている。




子供も出来、幸せに暮らしていたが、ある夜ついに巳之吉は秘密を話してしまうのだった。
雪おんなのために制作した双面(ふたおもて)はここではじめて使用される。
お雪は美しい娘から妖怪雪おんなの姿に戻り、山へ帰っていく。